俳優黒沢年雄(67)が17日、都内で著書「二流の芸能人が、何度がんになっても笑って生きている理由」の出版会見を行い、08年9月にぼうこうがんの手術を受けたことを発表した。黒沢は92年に大腸がんが発覚。手術を受けて復帰したが「仕事中に倒れられたら大変」と仕事が減り苦労した経験から、今回はあえて控えていたという。今回、がんを克服した経験を本にすることがきっかけで公表した。黒沢は「早期発見できれば大丈夫。それを宣伝したかった。検査は受けた方がいい。1回3万円ぐらいですから、けちってはダメ」と話していた。