歌手平松愛理(47)が20日、都内で、ベストアルバム「GOLDEN☆BEST」の発売を記念したライブを行い、東日本大震災の被災者への思いを語った。

 震災後の3月下旬にテレビ収録で仙台に行き、歌を披露したが、「みんなが手をつなげて頑張ってほしいという気持ちで歌いましたが、思いがこもりすぎて涙が出てきた」という。

 兵庫県神戸市出身で、阪神大震災の復興支援ライブを16年間続けている平松は「これからは神戸発信で東北も応援させていただきたいと思ってます。もし呼んでいただけるなら、いつでも歌いたい」と歌のボランティアを行っていきたいという。この日も、会場で販売したTシャツなどのグッズ売り上げを全額、東日本大震災の被災者支援に寄付すると発表した。

 ライブでは、18日発売のベスト盤から大ヒット曲「部屋とYシャツと私」をはじめ16曲を披露した。