スポーツキャスターでタレントの古田敦也(46)が5日、都内で、ナビゲーターを務めるBS朝日新番組トヨタ・カムリ・プレゼンツ「新しい道をゆこう。」(10月12日スタート、月1回第2水曜午後11時30分)の制作発表に出席した。女性ゲストを助手席に乗せ、ハイブリッドに進化した新型カムリのハンドルを握って、伝統を守りながらも新しいことに挑戦している各地を訪れる旅番組。

 「仕事じゃなければワクワクするけど…。畑違いの女優さんと、何を話したらいいのか、緊張しますよ。でも、せっかく来ていただくので、ボクなりの何かを引き出したい」と、新たなゲストとの出会いに知的好奇心を燃やす。

 社会人野球のトヨタ自動車時代、カムリ生産拠点がある堤工場(愛知・豊田市)に勤務していた。「飛び込み営業もやらされ、しんどかった。2年間でたくさんの人が関わっているモノ作りの仕組みを勉強させてもらった。その後の人生に役に立っている」と振り返った。プロ野球ヤクルトでは、全国47都道府県全てを試合で訪れたが「球場とホテル、夜の繁華街だけで、こういう旅の楽しみは知らなかった」とおどけ、「野球のようにうまくいかないと思う。ヒヤ汗を流しているところが見どころかも」と冷静に解説した。

 1回目は女優田丸麻紀(33)をゲストに、エコモダンな温泉地・軽井沢をドライブ。水力発電や地熱利用のエコ施設がある星野リゾートを訪ねる。「古いけど、新しいものを取り入れ進化しているまち」の魅力に触れる。