東京・銀座を舞台にした本格的なファッションショー「GINZA

 RUNWAY~ファッションで日本を元気にする~」が24日、銀座中央通りで行われ、女優米倉涼子(36)がスペシャルゲストのモデルとして登場した。

 東日本大震災から1年、日本を元気にするだけでなく、屈指の繁華街・銀座からクリエーティブ日本を世界に発信するイベントとして初めて開催された。今回はデニムの素材・技術力をアピールした。

 銀座のど真ん中に作られた約100メートルのデニムのランウェイ(モデルの歩く花道)に、デニム素材の新作ファッションで米倉が登場すると、約2000人から大きな拍手と歓声が上がった。米倉もにこやかに手を振って応えた。モデル出身の女優だけあり、約150人のプロ・アマのモデルが登場したが、ウオーキング、表情ともNO・1の存在感を見せた。「恥ずかしくて、転ばないかなって心配でした(笑い)。デニムは気持ちを楽にしてくれて、アクティブにしてくれるので好き」とPRした。

 米倉は7月に米ブロードウェーでミュージカル「CHICAGO」に主演することが決まった。報道陣から「ランウェイではなく、レッドカーペットを歩くのは?」と問われると、「(質問は)そうきますか」と笑みを浮かべ、「頑張ります」と答えていた。

 経産省が主催に名を連ねていることもあり、枝野幸男経産相も特別ゲストのモデルとして出演した。