歌手真野恵里菜(21)が23日、東京・中野サンプラザで、ハロー!

 プロジェクト卒業ソロコンサート「OTOME

 LEGEND~For

 the

 Best

 Friends~」を開催した。

 メジャーデビュー曲「乙女の祈り」「元気者で行こう!」など23曲を披露し、4月放送開始のテレビ東京系ドラマ「みんな!エスパーだよ!」(金曜深夜0時12分)で連続ドラマに初レギュラー出演することを報告。今後、女優業をメーンに活動していくことをあらためてアピールし、ファン2200人から歓声を浴びた。

 アンコールでは、インディーズデビュー曲の「マノピアノ」をピアノ弾き語りで披露。白いサイリウムの光でいっぱいになった会場を見て、「すごくきれい…」と涙を流した。「中学1年生の時に大好きだったハロプロのオーディションを受けて、それでも好きな気持ちは変わらなくて、中3でもう1回受けて、合格して…」とハロプロで過ごした7年間を振り返り、「悲しいこととか、うれしいこととか、悔しいこともあったんですけど、そういうのも全部、今日につながっていたんだなと思うと、いろいろな経験がよかったと思います。本当に1人じゃないんだなって実感しています。今まで出会った『真野フレ』のみなさん、本当にありがとうございました」と頭を下げた。会場には「恵里菜」コールがこだました。

 クライマックスでは、仲のいいBerryz工房の嗣永桃子(20)℃-uteの矢島舞美(21)がサプライズ出演し、真野に贈る手紙を読み上げた。「ももち」こと嗣永は「私の唯一の存在である真野ちゃんが卒業しちゃうと、ももちと一緒にご飯を食べにいく友達がいなくなっちゃうって、ファンの人が心配しています」と笑いを誘い、「自分をしっかり持った優しい真野ちゃんが大好きです。卒業おめでとう」と祝福。矢島は、「ソロでの活動って、きっと私が想像している以上に大変だと思う。いつでも頼ってほしいなとずっと思ってた」と話し、「新たな道を、自分の夢に向かって歩いていってほしい」とコメント。3人そろって涙を流し、温かい拍手を送られていた。

 [2013年2月23日22時15分]日刊スポーツのオススメ