俳優里見浩太朗(76)が19日、都内で行われた第1回ジャパンアクションアワード授賞式でトークショーを開き、若手の頃にスタントマンを経験したことを明かした。

 里見は56年に第3期ニューフェースに合格して東映に入社した当時、中村錦之助を名乗っていた故萬屋錦之介さん(享年64)の吹き替え(スタントマン)として馬に乗ったエピソードを披露。「撮影所に行ったら(役割が)吹き替えになっている。『かつらもいらない』と言われ、すげがさをかぶせられました。そうしたら馬がいた。『乗ったことがあるか』と聞かれ、乗ったことがないのに『乗れます』と言って乗ったら、1発で乗れました」と笑顔で話した。

 第1回ジャパンアクションアワードは、俳優西田敏行(65)が理事長を務める日本俳優連合のアクション部会が、日本のアクションやスタントマンなどの地位向上や、アクション俳優発掘などを目的に立ち上げた賞で、里見は同賞の最高顧問を務める。トークショーでは「水戸黄門」のドラマと映画を含め水戸黄門、助さん、格さんの3人を演じたただ1人の俳優と紹介され、「水戸黄門」で最も多く悪役を演じたと言われる内田勝正(68)と殺陣の難しさ、コツ、すばらしさなどを語り合った。