女優桐谷美玲(23)の主演舞台「飛龍伝21

 ~殺戮(さつりく)の秋~」(東京・青山劇場で~20日)が5日、初日を迎えた。

 劇作家の故つかこうへいさんが73年に発表した人気舞台で、70年代の安保闘争を背景に、全共闘40万人を束ねる女性委員長・神林美智子と、敵である機動隊隊長との禁断の恋を描く。

 「飛龍伝」のヒロインはこれまで、富田靖子、広末涼子、黒木メイサらが演じ、今回は7代目。この日の公演直前、意気込みを語った桐谷は「7代目と言われることはプレッシャーだけど、先輩たちと比べてもしょうがないので、私にできることをやろうと思います」ときっぱり語った。ほかに神尾佑、細貝圭らが出演。