俳優照英(39)がCS旅チャンネルの東北観光応援特使として28日、都内で会見した。

 旅チャンネルでは東日本大震災から間もない11年8月から「がんばろう!日本」と題して東北地方の観光を応援してきたが、3年目となるこの3月に「東北トラベラー」を集中放送する。

 父親が秋田県、結婚9年の夫人が福島県出身の照英は「震災後から被災地に行きましたが、自分に何が出来るのか、ただただ難しさを感じるばかりでした。現地の皆さんが少しずつ元気になって、でもまだ大変な今が大切だと思う。番組を通してお力になれればと思います」。

 涙もろい情熱家として知られるだけに熱く語る。

 「東北の一番の思い出は秋田のなまはげです。小さいころにたくさんの涙を出させていただき、今の僕が出来上がった。今年は2人の子供(7歳男子、4歳女子)を連れていき、思いっきり泣かせてもらいました。いい教育になったと思います」。

 自らがリポートする青森県七戸市編は3月1日午後1時半から放送される。「知られざる町の隠れた名菓やそばに驚き、堪能しました。現地の方々にかえって元気をいただいたような気がします。気持ちが入ると台本が無くなるような感じで。暑苦しい照英を楽しんでもらえると思います」。

 年の半分は国内外の旅リポートをする日常だ。「衛生携帯電話で家族とのコミュニケーションをとっています。子供たちが図鑑類がいらなくなるくらいの知識を伝授出来るように頑張ります」。