タレントのダンカン(55)の妻で、22日に乳がんと闘い亡くなった飯塚初美さん(享年47)の通夜が27日、東京都中野区の成願寺で営まれた。初美さんは9年前に乳がんが分かり、6年前に再発したという。

 亡くなった日や最後の言葉について、ダンカンは「阪神戦を見ていた時、手が冷たかったんでしょう、『触って』と言うからさすってあげていた。そしたら『パパリン、疲れるからいいよ』と。僕がスコアブックをつけながら(野球を)見るのを知っているから、いいよと言ったんだと思います。僕の太ももの上に手を置いて『あったかい。ありがとう』と」。

 また「来世で出会えるとしたらだんなじゃなく子供に生まれたい。出来が悪い子供と母親なら、かわいがってもらえる」と大粒の涙をこぼした。取材には3人の子供たち(長女美つきさん、長男甲子園さん、次男虎太郎さん)も同席した。

 通夜にはつまみ枝豆、江口ともみ、井手らっきょ、水道橋博士、玉袋筋太郎、ゾマホン、オスマン・サンコン、大森うたえもん、笑福亭笑瓶らが参列。葬儀・告別式は28日午後0時半から営まれる。