アニソン界の上下関係!?

 5人組アニソングループ、JAM

 Projectのきただにひろし(46)が15日、東京・潮風公園で行われたランティス設立15周年記念ライブ「ランティス祭り2014」関東公演最終日で、仰天のカメラマン役を務めた。

 この日、きただにはソロで出演。人気アニメ「ワンピース」の初代主題歌「ウィーアー!」を歌い終えると、同グループの遠藤正明(47)率いる「遠藤会」が「仁義なき戦い」のテーマ曲とともに“乱入”した。宮城県石巻市出身で同市の観光大使を務める遠藤は、地元のご当地ヒーロー「シージェッター海斗」をステージ上に呼び込み、きただにに記念撮影のためのカメラマン役を務めることを指示。きただには一切文句も言わずに、ステージから約8000人の観客がうまく収まるように携帯電話で撮影した。

 記念撮影が終わると、遠藤は御礼も言わずに、きただにに「ワンピースじゃなくて、ランティスだろ!!

 ワンピースはお前のものではなくて、東方神起兄さんのものなんだよ」と激怒し、きただには「すみません…」とたじたじだった。東方神起の「Share

 The

 World」もワンピースの主題歌だった。

 さらに、遠藤会のメンバーからも「もう、味の素スタジムに行ってくれ!!」と突き放された。同スタジアムは東方神起らが所属するレコード会社エイベックス主催の音楽フェス「a-nation」の開催地として有名。ライブ後、遠藤にこの一連のやりとりを確認すると、ライブ5分前に決めた「ネタ」だったという。

 関東公演は13日からの3日間で計2万8000人を動員した。