ノーラ・エフロンさん(米脚本家兼映画監督)が米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、26日、ニューヨーク市内で急性骨髄性白血病による肺炎で死去、71歳。家族が明らかにした。

 41年、ニューヨーク生まれ。両親ともに脚本家。62年、ウェルズリー大卒。大衆紙の記者などを経て、映画「シルクウッド」(83年)の共同脚本でアカデミー賞にノミネート。世界的にヒットした「めぐり逢えたら」(93年)の脚本と監督も手掛けた。

 ニクソン政権下のウォーターゲート事件を暴いた新聞記者のカール・バーンスタイン氏は前夫。