第27回東京国際映画祭特別招待作品「アップルシード

 アルファ」(荒牧伸志監督、来年1月17日公開)の公式上映が28日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。

 この日は日本語版の声優を担当したデュナン役の小松由佳、ブリアレオス役の諏訪部順一、アイリス役の悠木碧、オルソン役の高橋広樹の各声優陣が登場。さらにメーンテーマ「Depth」を制作した、Perfume(パフューム)きゃりーぱみゅぱみゅらのプロデューサーで知られる中田ヤスタカ(34)も参加し、作品に関わった喜びを語った。

 「メカがいっぱい出てくる映画が大好物。いつになったら電気屋で発売してくれるのか楽しみ。映像がリアルで、重さが伝わってくるくらいの感じ。音楽も、重厚感というか…出てくるメカが、すごいパワーで軽々しく動いている。どうやったら音楽が合うかな…と思って(映像に)すごい影響をいただいて、いい曲が、すぐ浮かんだので、すごくいい機会に恵まれて本当に良かった。楽しく作らせていただきました」

 映画音楽の制作については「普段、歌手の方たちをプロデュースする時と全然違って、音楽を聴いてそこで完結する作品ではない。映画があって、そこで音楽がかかった時に、どういう演出として成り立つか、という作り方を映画音楽では心がけています」と、普段の仕事との違いを明確に語った。