ももいろクローバーZの主演映画「幕が上がる」(本広克行監督、28日公開)の舞台あいさつが13日、大阪・梅田ブルク7で行われた。

 初の主演映画に百田夏菜子(20)は「みなさんの心に残るような映画になってほしい」と笑顔を見せた。

 ももクロの5人は高校の演劇部員役。地区大会突破を目指していたが、黒木華(24)演じる教師に背中を押され、全国を目指すことになる。

 この日は北海道から南は沖縄まで全国127館の上映劇場を行脚する企画の初日。大阪・梅田ブルク7が3館目となった。控室ではたこ焼きをほおばったという5人は「大阪はノリがいい。すぐに反応がある」と口をそろえた。

 舞台あいさつでは撮影中のエピソードやプライベートネタも明かした。佐々木彩夏(18)は劇中で「いま行くよ、ばーば」というセリフを「いま行くよ、オバーリン」と言い間違えたことを明かし、ファンの笑いを誘った。

 有安杏果(19)はメンバーから顔のエラが張っていることを気にしていることを明かされた。毎日、美容器具を使ってエラをローラーしている秘密も。メンバーから「さよならエラ!」と突っこまれ、苦笑い。

 ネタの連発に百田は「こうやってみんなと触れ合えることが楽しい。全国でいろいろな話をしたい」と締めくくった。