キャシー中島(72)が30日、インスタグラムを更新。同日、26日に死去したことが公表されたデザイナーの桂由美(かつら・ゆみ、本名結城由美=ゆうき・ゆみ)さんの死を悼んだ。

中島は、夫の勝野洋(74)と1979年(昭54)に結婚した際、桂さんのウエディングドレスを着用。次女の雅奈恵(42)も、15年にスイス人の夫リカルド氏と結婚した際に桂さんのウエディングドレスを着用し、東京・乃木坂の桂由美ブライダルハウスを出発して豊洲のパーティー会場までウエディングランをするなど家族ぐるみで親交を深めてきた。

中島は「桂先生に初めてお会いしたのは、【独占!女の60分】(テレビ朝日系)と言う番組で取材をさせていただいた時です。それからかれこれ50年!! 私の結婚式のドレス、娘2人の結婚式のドレスと公私共におつきあいさせていただきました。勝野の舞台は必ず観に来てくださって。大きな拍手をくださいました。いつも心に留めてくださいました。先生、寂しい!」と桂さんへの思いをつづった。

今年の2月12日には、都内の日本橋三越本店で行われた「三越350周年×Yumi Katsura アニバーサリーウエディング」に勝野ファミリーとして登場し、勝野との結婚45周年「サファイアウエディング」を挙行した。その時を振り返り「2月にサファイア婚のイベントをしていただいたのが最後になりました。その時にこんなに早くお別れが来るとは思いもしませんでした。一緒にご飯を食べに行くお約束、実現しなかったですね。寂しい。ただただご冥福をお祈りするばかりです」と桂さんの死を悼んだ。

桂さんは「三越350周年×Yumi Katsura アニバーサリーウエディング」の際、勝野と中島に「日本で初めてウエディングドレス専門店を作って65年。おふたりとも洋装でやった。すばらしいバラのプリントができた。張り切ってやったのを覚えている。それから45年…いつ見ても仲の良いご夫婦。この日を迎えられて本当に、うれしい。おめでとうございます」とメッセージを送った。その上で「日本人でウエディングドレスを作った人は、いなかった。娘さんのお世話もして、家族ぐるみのお付き合いをした。45年の象徴、サファイアの石の言葉は誠実、慈愛。おふたりとも誠実で、とても明るいご家庭を築いた。長年、お付き合いしたかいがあった」などと、勝野ファミリーとの絆の深さを強調していた。

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