女優多部未華子(20)主演のNHK朝の連続テレビ小説「つばさ」が14日、都内の同局スタジオでクランクアップを迎えた。撮影は約10カ月間の長期に及んだ。中村梅雀から「あんた、すごいよ。自慢の娘だね」などと共演者19人から1人1人声を掛けられるたびに、多部の目から涙があふれ出した。「本当に良かったです。感謝の気持ちでいっぱいです」と感無量。頑張った自分へのご褒美は「セリフを覚えなくていいんだと実感できる1日があればいいです」と話していた。

 [2009年8月15日8時25分

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