【ロサンゼルス】米タレントのパリス・ヒルトン(29)が、フランス領コルシカ島で大麻所持で一時拘束されたことが17日、明らかになった。ヒルトンは今月初めにもW杯観戦のために訪れていた南アフリカで大麻所持に絡んで拘束されたばかり。その際にはヒルトン本人でなく、一緒にいた友人が所持していたことが判明し、後に釈放された。

 米CNNテレビなどによると、ヒルトンは16日に自家用機でパリからコルシカ島に向かったが、空港で所持していたハンドバッグの中から大麻が見つかったという。発見された大麻は1グラム以下と微量だったことで、逮捕されずにすぐに釈放されたという。

 地元紙によると、マレーシアの権力者に近い人物と一緒に旅行中で、コルシカ島からヨットでイタリアのサルデーニャ島の高級リゾートホテルに向かう予定だったという。ヒルトンはツイッターで、「うわさには本当にまいるわ。報道を信じちゃだめよ。ナンセンスだから」とつぶやき、拘束されたことを否定している。

 [2010年7月19日6時43分

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