合成麻薬MDMAをのんだ女性を救命しなかったとして、保護責任者遺棄罪などで懲役2年6月の判決を受けた俳優押尾学被告(32)の弁護団が22日、裁判所に保釈請求を提出した。17日に東京地裁で行われた判決公判後、すぐに控訴した上で「無罪を主張するのは、心身ともに健全じゃないとできない」と、保釈請求する考えを明らかにしていた。
一般的に弁護士の接見は平日に行われるが、今週は月、木曜日が祝日のため、押尾被告はここ2日連続で弁護士と接見した。裁判員裁判では、亡くなった田中香織さん(享年30)がのんだMDMAの持ち主は押尾被告であり、体調に異変が起きた田中さんに、蘇生(そせい)を施したタイミングも遅かったなど、被告の主張はほぼ認められなかった。そのため「裁判ではっきりしないと、自分の身がどうなるか分からない」と漏らしているという。
一部では芸能活動再開に、強い意欲を見せているとも報じられた。ただ近い関係者には「たとえ芸能活動をしたくても、芸能界に受け入れてもらえないだろうし、中途半端に芸能活動はやりたくない」と語ったという。あくまで控訴審に全力を注ぎ、自身の主張をあらためて訴える強い意欲を見せているという。
[2010年9月23日8時31分
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