AKB48渡辺麻友(17)が20日、ソロデビュー曲「シンクロときめき」を初披露した。東京ドームシティホールで開催された、ファン投票でAKB48の楽曲人気ベスト100を決めるイベント「AKB48リクエストアワー

 セットリストベスト100

 2012」の2日目のアンコールで登場した。

 「今年はうるう年レボリューションを起こします!!」。2月29日発売、テレビ東京系で放送中の初主演連続ドラマ「さばドル」の主題歌には、渡辺麻本人も並々ならぬ手応えをつかんでいる。純白のアンティーク調のドレス姿で、王道のアイドルソング。とことんかわいらしくパフォーマンスした。

 昨年の板野友美(20)前田敦子(20)今年2月1日の岩佐美咲(16)に続く、AKB48で4人目のソロデビューだが、渡辺麻こそが、ある意味で“大本命”だ。板野はダンスミュージック、前田はバラード、岩佐は演歌。アイドルAKB48としては、いずれも変化球。秋元康総合プロデューサー(55)が直球勝負できるメンバーとして、温存してきたのが、渡辺麻だった。

 渡辺麻もそれは自覚している。過去のAKB48選抜総選挙で、4位、5位、5位と、頂点にはたどり着けなかったが「私が最も輝く番は、もう少しあとだと分かっています」。負けず嫌いもあるが、アイドルとしての最盛期は18歳と、前々から見据えていた。すでにセンターを務めるユニット、渡り廊下走り隊ではオリコン週間チャート1位を獲得済みだ。

 「新たな1ページが開けた気がします。マイペースですが、オリコン1位を目指して頑張ります」。渡辺麻の時代がやってきた。