TOKIO松岡昌宏(35)が、9日放送のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「13歳のハローワーク」(午後11時15分)の最終回で、関ジャニ∞丸山隆平(28)とドラマ初共演する。

 「13歳のハローワーク」で松岡は、2012年からバブル期の1990年にタイムスリップする主人公の警察官・小暮鉄平を演じている。あこがれの警視庁捜査1課にキャリアとして入るために、当時13歳の自分(テッペイ=田中偉登)を鍛え直すという物語だ。

 丸山が演じるのは、2012年に戻ってきた鉄平とハローワークの前ですれ違う謎の男。男はその後、ハローワークに入って、仕事の不満を漏らす。次は丸山がタイムスリップする番では?

 と視聴者の想像をかき立てる役どころだ。実は撮影前、丸山は同じ夢を3度ほど見たという。「台本ではすれ違うだけなんですけど、夢の中では松岡君と思いっきり絡むシーンがあって、緊張のあまりセリフがボンボン飛ぶ僕を、松岡君がすごくフォローしてくれたんです」。その夢のせいで、現場に来るまで怖かったという丸山だが「実際に松岡君とお会いして、撮影したら楽しかったです」と順調に出番を終えた。

 また、1990年のシーンでは、浅香唯、兵藤ゆき、バービーボーイズのKONTAら、バブル期に人気絶頂だったアイドル、ミュージシャンらもゲストとして登場する。

 最終回では、第1回の冒頭で13歳のテッペイが遭遇した事件が明らかになり、そこから予想外の展開が繰り広げられる。2012年の高野清文(古田新太)の割れた腕時計や、塾のアルバイト講師・真野翔子(桐谷美玲)の現在など、視聴者の臆測を呼んだ謎も明かされる。松岡は「最終回は内容そのものも、マル(丸山)が出演してくれたことも含めて、100%近いものができています。あとは皆さんに見ていただいて、それぞれ好きなところを心の中に残してもらえればいい」と自信をのぞかせた。

 ◆丸山隆平(まるやま・りゅうへい)

 1983年(昭58)11月26日、京都市生まれ。97年にジャニーズ事務所入り。02年に結成された関ジャニ∞で、04年に「浪花いろは節」でCDデビューする。09年1月にテレビ朝日系「歌のおにいさん」で連続ドラマ初出演。愛称はマルちゃん。176センチ。血液型A。