人間国宝の落語家、桂米朝(86)のアンドロイド(人間型ロボット)が23日、大阪市内で公開された。ロボットは8月1~9日、大阪・ブリーゼプラザ小ホールで開かれる「桂米朝展」に“出演”し、10分程度の小ばなし2本を披露する。ロボットのお披露目に立ち会った米朝は「まあ、そりゃあ、よう似てるわな。おもろいなあ」と感心しつつも、ロボットが2本のネタを演じきると、対抗心を燃やしたのか「やっぱり、嫌やな」と苦笑していた。