女優上戸彩(27)との結婚を発表したHIRO(43)が、EXILEのリーダーとして活動を続行することが14日、分かった。HIROは、所属事務所LDHの代表取締役社長を兼ね多忙なことから、結婚を機にグループから離脱する見方もあったが、引き続きグループのリーダー兼パフォーマーとして活動を続けることになった。一方で近い将来にマネジメント側に専念することも視野に入れているとされ、来年以降のグループからの離脱、引退は考えられる。

 ファンには朗報だ。HIROは「これからも表に立つ表現者としての自覚と責任を持ち」という表現で、EXILEの活動を続けていくことを宣言した。

 「結婚を機にEXILEを卒業し、社長業に専念」。ファンや関係者の間では、HIROが結婚する時はパフォーマーから退く時という見方があった。関係者によると、HIRO自身も周囲に同様の考えを口にした時期もあったという。だが、発表したコメントでは「応援してくださっている皆さまに恩返しできますように、初心を忘れずエンターテインメントの世界で今以上に頑張っていきたいと思っております」と、さらなる飛躍を誓っていた。

 HIROはEXILEなどが所属するLDHの代表取締役社長も兼ね、多忙を極めている。EXILEを筆頭に、三代目J

 Soul

 BrothersやE-Girlsら所属アーティストのマネジメントを統括。またダンススクールの運営やアパレル事業など、LDHの事業全般に携わっている。

 同時にリーダーを務めるEXILEの一員として、日々の節制とトレーニングを欠かさず、体脂肪率は1桁台を維持しているという。すべてはファンに最高のパフォーマンスを披露するため。AKIRAは「HIROさんは、僕らにたくさんの愛と優しさを背中で伝えてくれる」という。だからこそ、メンバー全員が、おごることなく謙虚に日々精進。「息の長い国民的グループ」と言われる由縁がここにある。

 だが、関係者によると、HIROには「EXILEは永遠に続くグループ」という信念があり、タイミングを見て、自身はパフォーマーを退き、リーダーの座を後進に譲ることを念頭に置いているという。年内にツアーはないため、その瞬間が「来年のツアーのラスト」という見方はある。EXILEを卒業後、HIROは上戸の内助の功を受けながら、社長業に専念することになりそうだ。