昨年10月期に放送された日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」が、12月16日から関東ローカルで再放送されることが23日、決まった。同16日(日)午後2時から初回と第2話が放送され、3話以降は平日の「ドラばらっ!」(午後3時55分)枠で放送される。

 松嶋菜々子(39)主演の「ミタ」は、家政婦が笑顔も見せず「承知しました」というセリフで依頼を次々に解決していく内容で放送を重ねるごとに話題に。最終回では平均視聴率40%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、テレビ放送史上に残る人気作品になった。

 昨年12月21日の番組終了後から視聴者の再放送を期待する声は届き、1年をかけての実現。もっとも、このタイミングに、他の民放テレビ関係者からは「2年連続年間視聴率争いへのダメ押し策」の声が上がっている。同局は10月末時点で全日(午前6~深夜24時)、ゴールデンタイム(午後7~10時)の視聴率が1位で、プライムタイム(午後7~11時)がテレビ朝日に次ぐ2位。「ミタ」は全日部門に入るが、これまでも人気ドラマの再放送が2ケタ視聴率をマークした例もあり数字の上積みは確実。今年も「ミタ」が力を発揮しそうだ。