歌手松浦亜弥(26)が3人組男性ユニットw-inds.のボーカル橘慶太(27)と年内にも結婚することが12月31日、分かった。交際は約10年前からスタートしており、最近になって新居を都内に構え、同居生活を開始するなど事実上の結婚準備に入っている。松浦は11年夏、子宮内膜症を告白し、その後芸能活動をセーブ。橘は松浦を献身的に支え続けながら愛を育んできた。今年はソロ再デビューも決まっており、節目の年にケジメをつける決断をしたようだ。

 あややの愛称で親しまれる松浦と、アジア全域で大活躍する橘の大型カップルがゴールインを決める。関係者によると、もともと互いの自宅を行き来する生活を送っていたが、最近、都内一等地にある広い間取りの大型高層マンションに引っ越し、本格的な同居生活を始めたという。関係者は「事実上の結婚準備と言えます。既に互いの親にも近い将来の結婚を前提としたあいさつを済ませており、了承を得ているようです」と証言。年内にゴールインすることになりそうだ。

 2人は約10年前から交際を続けていたとみられる。松浦は01年4月に歌手デビュー。橘はw-inds.としてほぼ同時期の01年3月にデビュー。交際は直後から始まったとみられ、05年に橘の自宅に通う松浦の姿が写真週刊誌に掲載された。その後も週刊誌などで交際継続が報じられた。

 将来の結婚を決めた背景には、松浦の体調と橘の音楽活動があるとみられる。松浦は11年8月、子宮内膜症であることをブログで公表。その後、芸能活動をセーブして体調の回復に努めている。同年12月にデビュー10周年記念ベストアルバム「松浦亜弥10TH

 ANNIVERSARY

 BEST」を発売。昨年4月にツイッターの更新を終了させた。

 橘はw-inds.として台湾、韓国、中国、ベトナムなどアジア全域で活躍し、昨年10月には香港公演を成功させるなど充実した活動を続けている。そして今年2月にはKEITA名義で新曲を発表し、06年以来となるソロ再デビューを果たす。仕事上も大きな転機の年になる。

 14歳で芸能界入りして以来、トップアイドルとして走ってきた松浦は、早期の結婚願望が強いという。別の関係者は「橘は静養を続ける松浦を献身的に支え続け、かつ自身のソロデビューが決まった。松浦はもともと25歳までに結婚したいという願望が強かったこともあり、6月に迎える27歳の誕生日を前に結婚に踏み切る可能性も高い」と話す。松浦の関係者は「結婚するという報告は受けていない」としている。

 ◆松浦亜弥(まつうら・あや)1986年(昭61)6月25日、兵庫県生まれ。00年モーニング娘。妹分オーディションに合格し、01年シングル「ドッキドキ!LOVEメール」で歌手デビュー。同年にNHK紅白歌合戦初出場。04年日本テレビ系「愛情イッポン!」で連ドラ初主演。07年舞台「すけだち」で主演するなど女優としても活躍。「LOVE涙色」「Yeah!めっちゃホリディ」など多くのヒット曲がある。後浦なつみ、GAMなど複数のユニットにも参加。

 ◆橘慶太(たちばな・けいた)1985年(昭60)12月16日、福岡市生まれ。00年3月、九州・沖縄スターライトオーディションで奨励賞受賞。千葉涼平、緒方龍一とw-inds.を結成。01年3月シングル「Forever

 Memories」でデビュー。同年、初アルバムがオリコン1位。日本レコード大賞最優秀新人賞受賞。02年紅白歌合戦初出場。w-inds.はアジア全域で人気となり06年、台湾で日本人初となるアルバム4作連続チャート1位を記録。