みのもんた(69)のレギュラー番組、文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜午後1時)に異常な事態が起きていることが15日、分かった。みのの次男が警視庁に窃盗未遂容疑などで逮捕(処分保留で釈放)されたことを受け、スポンサー2社(明治、ロッテ)が番組でのCMを自粛していることがこの日、東京・浜松町の同局で行われた定例社長会見で発表された。

 発表によると、事件が明らかになった直後の9月14日の放送から、2社がCM放送自粛を番組側に伝え、放送4回分について両社のCMを中止。代わりに公共広告のACジャパンのCMを放送しているとした。

 同局によると、2社は自粛理由を「問題の推移を見極めたい」として、細かい説明を受けているわけではないという。同局はなるべく早く自粛が解除されるように、両社への説得を試みているというが、明治、ロッテともに「みのさんの肉親が逮捕されたことを受け自粛しています。再開については具体的にどうなればというのは申し上げられないが、今後の推移を見守り、総合的に判断したい」との態度を示している。

 文字通り、スポンサー側が、みのの番組続投を疑問視している動きにも見え、リスナーの反響も続投への賛否は「半々」というが、同局は「本人の問題ではない」と続投方針に変化はないとしている。同局によると、みの自身は取り巻く状況の厳しさを「分かっている」と話しているという。