第45回大宅壮一ノンフィクション賞の選考会が3日、都内で行われ、新設された雑誌部門で、佐村河内守氏(50)のゴーストライター新垣隆氏(43)に関する記事を書いたノンフィクション作家神山典士(こうやま・のりお)氏(53)と週刊文春取材班が選ばれた。「現代のベートーベン」といわれた佐村河内氏の実像を暴いたスクープ性が、評価された。
神山氏は会見で「この仕事を始めて、十分すぎるほど意識してきた賞だが、驚いた」と述べた。「聴覚障害とクラシックという2つの迷宮が重なる場所に、佐村河内氏がいた。手を突っ込めば突っ込むほど、手応えが見えない。私にとっても、彼は『闇』です」。書籍部門で受賞した「市場と権力」の佐々木実氏とともに、賞金100万円が贈られる。




