タレント、ダンカン(55)の妻で、22日に乳がんのため亡くなった飯塚初美さん(享年47)の葬儀・告別式が28日、東京・中野区の成願寺で営まれた。

 互いにパパリン、ママリンと呼び合う夫婦だったが、ダンカンは喪主あいさつで「妻ですから名前を呼ばせていただきます」と言い、天を仰ぎながら絶叫した。「初美!

 飯塚初美!

 僕は初美を一生、いや、永遠に地球がなくなっても愛してます!」

 式前には取材に応じ、初美さんが亡くなった当日の状況を明かした。「原稿の仕事が終わって外に出たら、30分もしないうちに(長女)美つきから『動かなくなってる』と電話がありました。すぐに帰ったら(次男)虎太郎が心臓マッサージしていました」。

 式には出川哲朗、松村邦洋、ウド鈴木ら約400人が参列。戒名は「美月恵愛信女(みげつけいあいしんにょ)」。ひつぎには、ともに応援してきた阪神のレプリカユニホーム、一緒に見た映画のチケットを入れた。師匠のビートたけしは地方ロケで参列できなかったが、「駆け付けたいけど、申し訳ない。しっかりしろよ」と電話で励ましてくれたという。