生田斗真(30)主演のTBS系連続ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」(16日スタート、金曜午後10時)の完成披露試写会が11日、都内で行われた。生田は役作りのため、親友で今回共演する小栗旬(32)の紹介で、韓国でアクション修行を行い、万全の準備で収録に臨んだ。

 刑事役の生田は会見に劇中衣装で登場した。ドラマは、刑事とヤクザに分かれた幼なじみの男2人が、幼いころに遭遇した殺人事件の真相に迫る姿を描く。ヤクザ役の小栗から「(スタッフから)『衣装がタクシー運転手』って。だから『タックン』と呼ばれています」と暴露されると、生田は「やめて!」とあわてた。和やかムードを漂わせるが、劇中で激しいアクションにも挑んでいる。

 生田は韓国で武者修行したことを明かした。小栗の主演映画「ルパン3世」を手掛けた韓国アクションチームが今回参加することになり、昨年11月、韓国でアクションの特訓を受けた。「1日4時間のトレーニングを4日間ぐらいさせていただきました。毎朝、裏山とか走らされて大変でした」。カリなどの武術を数年前から練習しているが、今回は基礎体力作りからパンチの打ち方、よけ方などをあらためて習得した。今回の修行は、小栗の紹介で実現した。共演は8年ぶりだが、私生活でも親友。生田は「2人でコソ練(=コソコソ練習)しています」。小栗は「お薦めシーンは生田斗真の格好いい肉体」と話した。

 共演する上野樹里、吉田羊、滝藤賢一、ムロツヨシ、広末涼子も出席した。