映画「テルマエ・ロマエ」(武内英樹監督)が12日、公開から46日目で興行収入(興収)50億円を突破した。邦画の同額突破は、80億4000万円を記録した10年の「THE

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 海猿」以来2年ぶりで、主演の阿部寛(47)は「多くの方に愛される作品になったということが本当にうれしいです」と感激した。

 古代ローマ帝国の浴場設計技師役をコミカルに演じた阿部は、銭湯の普及に貢献したことを評価され、撮影で使用した都内の銭湯・稲荷湯から50年間無料入場券を贈られた。これにも大喜びで「50年間ですか、私が97歳までですね。来ます、通います!!

 できれば3年延ばしてもらって、100歳まで来たいと思います」とコメントした。

 同作品は、イタリアなど7カ国での公開が決まっているが、米、英、仏、独など19カ国から公開のオファーが届いているという。