任期満了に伴う佐賀県神埼(かんざき)市長選(15日投開票)が8日告示され、元プロレスラーで参院議員も務めた大仁田厚氏(60=無所属)が第一声を上げ、4期目の当選を目指す現職の松本茂幸氏(67=自民、公明推薦)との一騎打ちとなっている。

 松本氏の陣営は、今回の市長選を「神埼の命運をかけた戦い」と表現した。4年前は、他に立候補者がおらず無投票での当選。旧神埼町長時代から、13年間その座を守り続けている。この日の出陣式には、推薦する自民、公明の国会議員らも数多く出席。政権与党の強いバックアップを受けている。松本氏は、集まった市民にこれまでの実績や、神埼生まれ神埼育ちをアピール。「3期続けて『長い』と言われるが、多選ゆえに分かることもある。責任を持って神埼モデルをつくっていく」と述べた。

 ◆佐賀県神埼市 佐賀県東部に位置する。06年3月、神埼町、千代田町、脊振村(せふりむら)が合併して発足した。南北に細長い市域で、南は福岡県久留米市、北は福岡市に隣接している。米、イチゴなど農業も盛んで、アスパラガスは九州一の生産高を誇る。400年近い歴史を持つ「神埼そうめん」も有名。観光名所は、吉野ケ里遺跡や九年庵など。主な出身者に、タレント江頭2:50、陣内孝雄元法相ら。人口3万1790人(3月末現在)。