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アフリカの多様な文化、エネルギーあふれる人を撮影

同展には多くの人が足を運び大盛況だった
同展には多くの人が足を運び大盛況だった

 写真展「アフリカ、ともに成長するパートナーへ」が、1月31日から2月3日までパシフィコ横浜で開催された。同展はアジア最大級のカメラ映像ショー「CP+2013」の会場内イベントとして開催。さらに、みなとみらい駅構内「サブウェイギャラリーM」でも2月6日まで展示が行われた。

 展示された写真は、2012年の夏に3人のJICAカメラマンがアフリカ各国で撮影したもの。アフリカの多様な文化や発展する街並みなど、エネルギーあふれるアフリカの姿を収めた作品が多く展示された。また、日本から派遣された青年海外協力隊員の姿を捉えた作品も多く、アフリカ各国の地域の人々と、人と人との交流を交わす姿が目を引いた。アジア最大級のカメライベントの会場内での開催とあって、来場者は展示作品に熱心に見入り、撮影技術や被写体のおもしろさについて会話を交わしていた。

パートナーとして身近に感じでもらいたい思いで開催

作品を熱心に見入る来場者
作品を熱心に見入る来場者

 横浜市文化観光局の小菅さんは「今年6月に第5回アフリカ開発会議(TICAD V)が横浜で開催される。横浜市民のみなさんにもぜひTICAD Vの開催を知ってもらい、アフリカを身近に感じてもらいたいとの思いで、この写真展を開催した。『アフリカ=貧困』というイメージが強いと思うが、この写真展を通じて、元気なアフリカ、笑顔のアフリカを感じてもらいたい。また、日本とアフリカは互いに支えあうパートナーであり、実は東日本大震災でも、アフリカの多くの国から支援が届いている。一方的な援助ではなく、いっしょに成長していくパートナーであることを実感してもらえたら」と話す。

 横浜市ではTICAD Vに向け、横浜市内の小・中学校がそれぞれ一国のアフリカの国について学ぶ「一校一国運動」など、アフリカを身近に感じられるイベントを多数開催する。
詳しくはこちらからhttp://www.ticadyokohama.jp/

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