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仏写真家ダヴィッド・ミショーの体験型講座

屋外に出ての講座で身振りを交えて受講生に説明するミショー氏
屋外に出ての講座で身振りを交えて受講生に説明するミショー氏

 日本を独自の視点から撮影した写真集を数多く出版しているフランス人写真家のダヴィッド・ミショー氏(36)によるワークショップ(体験型の講座)が2月17日、横浜市中区のアンスティチュ・フランセ横浜で行われた。

 ミショー氏はブログ「LeJapon.fr」の主宰。02年に初来日した際に日本の魅力を感じて6年前から横浜に住むようになった。以降、日本各地を訪れ、写真で海外に日本の素晴らしさを発信している。

 同氏の講座は一昨年から3カ月に1回のペースで開催されており今回が5回目。これまで「ポートレートの撮り方」「スローシャッターによる流し撮り」「夜の写真撮影」といったテーマで、カメラを趣味とする人たちが受講してきた。

横浜を撮影する和気あいあいの講座

記者もミニチュア撮影に挑戦! ミニカーをつかんでいるように見えますか?
記者もミニチュア撮影に挑戦! ミニカーをつかんでいるように見えますか?

 今回のテーマは「俯瞰(ふかん)撮影とあおり撮影」。俯瞰撮影とは被写体を高い位置から撮影するテクニックで、撮影する角度を変えることで被写体のイメージが大きく変わる。講座はフランス語で行われるため、参加には中級レベル程度の語学力が必要だが、この日は9人の受講生が集まり前半の座学の後には、外に出て横浜公園での実技指導も行われ、参加者は実際にいろいろな被写体を様々な角度から撮影していた。初対面の人が多数だったが、少人数のためすぐに親しくなり、和気あいあいの雰囲気で講座は行われた。

 ミショー氏は「日本は南北に長い国なのでそれぞれの土地に素晴らしい景色や文化、祭りなどがある。各地が素晴らしく、それらをたくさんの人に見てほしいので写真を撮っています」と人なつこい笑顔で話した。

 同講座は6月30日と8月25日に行われる予定(テーマは未定)。詳しくはアンスティチュ・フランセ横浜(電話:045・201・1514)まで。

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