☆デシエルト(土曜東京11R・オアシスS5着)

20日、オアシスS5着のデシエルト
20日、オアシスS5着のデシエルト

スタートはあまり良くなかったが、ダートに入ったあたりで3番手。少し掛かり気味というのもあり戸崎騎手は控えたが、メイショウズマサに前へ入られ、両サイドを固められる厳しい位置に。もろに砂をかぶってもまれる形は、一番避けたかった。結果論になるが少し無理してでも、2番手につけた方が良かったかもしれない。直線は前にスペースができてもちゅうちょして走っていた。力を出し切っての敗戦ではなく、スムーズな競馬ができれば巻き返せる。


☆ナヴォーナ(土曜京都6R・4歳以上1勝クラス1着)

20日、京都6Rの4歳上1勝クラスを制したナヴォーナ
20日、京都6Rの4歳上1勝クラスを制したナヴォーナ

5カ月半ぶりで12キロ増。少し余裕のある体つきに見えた。レースは離れた2番手を進み、直線ジリジリと脚を伸ばして、ゴール前できっちり捉えた。ただ2着馬との上がり比較では0秒3劣っており(自身は34秒1)まだ本来の反応ではない。能力的にはオープンまで駆け上がっていける馬。キャリアも6戦と少なく、まだまだ伸びしろも大きい。脚質も先行、差しといろいろ試している段階で決まってないが、もう少しためる競馬ができれば切れは増す。


☆カニキュル(日曜東京11R・フローラS3着)

21日、フローラSで3着に敗れたカニキュル
21日、フローラSで3着に敗れたカニキュル

外枠がアダになった。向正面では後方2番手を進んだが、3コーナーから馬群の外を進出。4コーナーではかなり外へ振られた。それでも坂下から残り200メートル地点までは突き抜けるか、という勢いで伸びてきた。さすがに最後は同じ脚いろになったが、通ったコースを考えれば勝ちに等しい。跳びが大きく、器用さに欠ける面があり、中山より東京のような広いコースが向いている。骨折明けを2戦して、さらに上積みはありそう。自己条件ならすぐに勝てる。