ノーザンファーム早来:コーステッドの22

父キズナ、牝、1月21日生まれ、463キロ、福永祐一厩舎入厩予定。

半兄ダノンベルーガはデビュー2連勝で共同通信杯を優勝。春2冠はともに4着に終わったが、ダービーでは1番人気の支持を集めた。半姉ボンドガールは昨年のサウジアラビアRC2着馬。牝馬クラシックの有力候補だ。馬名はスティレセイル。

山根健太郎厩舎長「3月中にNFしがらきへ移動させて、入厩の時期を調教師と相談していくことになります。このまま順調に成長が進んでいけば、早い時期の開催での競馬は間違いなく出られるだろうという手応えで調教できています。距離適性の幅は長いところにあると思うので、マイルもこなしてくれればというのが願望です。フットワークの良さ、前脚の伸びが非常にいいですね。坂路を(3ハロン)44~45秒くらいで一緒に上がっていく馬と比べても、完歩の大きさが目立って、きれいに跳ぶ馬です。大きい回りの競馬場でしっかりと最後に脚を使う競馬が合っていると思います。1800メートルくらいからの競馬になると思うのですが、早い時期にしっかり態勢が整っていいパフォーマンスをしてくれれば、来年の春に楽しみがあるのかなと期待しています。騎乗しての操作性、落ち着きはいいものがあります」

※取材は3月21日。