西武は5日、宮崎・南郷キャンプ最初の休日だった。この日、一番、南郷を満喫したのは若手4選手だった。

 ドラフト1位の斉藤大将投手(22=明大)、同3位伊藤翔投手(18=四国IL・徳島)、2年目の中塚駿太投手(23)、鈴木将平外野手(19)が、目井津(めいつ)港を訪れ、カツオのさばきに挑戦。悪戦苦闘しながらも、指導を受けて、さばいた。刺し身で舌鼓を打った。

 その後は、キンカン農園を訪れ、宮崎ブランド「たまたま」狩りを体験。その場でほお張った。

 昼食は、目井津港近くのホテルで、寒ブリ、カツオ、フグ、サワラなど、海の幸を楽しんだ。

 斉藤大は「初めての体験で楽しかったです。(第1クールは)感覚的に良くはなかったけど、やることは出来ました。ベストではないですが、少しは感覚が戻ってきました。これから取り戻せたらいい」と、6日からの第2クールへ向けて充電できたようだった。