肋骨(ろっこつ)骨折などで離脱中の阪神西岡剛内野手(29)が13日、兵庫・西宮の鳴尾浜球場で練習した。

 ダッシュや約30メートルの距離でキャッチボール、室内ではティー打撃を行った。

 「こんなに動けているのを見て、みんなビックリしてるんじゃないですか。1カ月ぐらい雲隠れしてましたから。隠れて外でやっていたので」と汗を流した。

 西岡は3月30日巨人戦で打球を追って交錯。後頭部を打って気を失うなどして、球場から救急車で運ばれた。

 4月30日から球団施設などでリハビリを再開。鳴尾浜での練習は、負傷後初めてだった。

 「チームにとって最悪なことをしてしまった。早く復帰したい気持ちにしてくれたのはファンの皆様やチームメートの言葉のおかげ。期待に応えたい」と1日も早い復帰を目指していた。