29日に両国国技館で行われるIGF4のIGFワールドカップ2015準決勝に出場する4選手が27日、都内のアントニオ猪木道場で公開練習を行った。

 メーンに登場するクリス・バーネットは、軽いミット打ちで体をほぐした。176センチ、152キロの巨体ながら愛嬌(あいきょう)のある風貌と、入場時のダンスで人気急上昇中のバーネットは「リング上で自分の呼吸ができるよう、水泳のトレーニングをずっとやってきた。コンディションは最高。優勝して1000万円を獲得したい」と話した。

 対戦するオリィ・トンプソンは「みんなバーネットが勝つと思っているだろうけど、本当に強いのは誰か証明してみせる」と自信を見せた。

 セミファイナルで対戦するフェルナンド・ロドリゲスとヨセフ・アリ・ムハマドも軽い調整。ロドリゲスは「調子は100%。優勝して是非ブラジルにトロフィーを持ち帰りたい」。ムハマドは「勝って、大みそかにまた試合をやりたい」と話していた。