音楽プロデューサー小室哲哉(57)が28日、「知って、肝炎」プロジェクトの肝炎対策大使に就任し、東京・霞が関で行われた授与式に出席した。

 先月右足関節を骨折し、この日は松葉づえで登場。プロジェクト特別参与の杉良太郎(71)から「小室さんには、全国各地に行ってもらおうと思っています。小室さん、分かってますね! まず足を治していただかないと」と要望され、「承知しました」と笑顔で答えていた。足は全治3カ月と診断され、6月には完治する見込みだという。

 今後は12年にC型肝炎となった経験をいかして肝炎検査の普及啓発を行い、同プロジェクトのテーマソングも制作する。曲のメロディーや歌い手などは検討中だという。杉から「世界に向けての曲になればいいですね」と提案されると、「そうですね。いろんな言語で、いろんな方が歌える曲がいいですね」と話した。スペシャルサポーターの石田純一(62)からは「『ウィー・アー・ザ・ワールド』みたいですね」と期待を寄せられていた。

 スペシャルサポーターの上原多香子(33)も出席した。