人気テレビシリーズを映画化し、成功を収めた映画「セックス・アンド・ザ・シティ(米国での通称SATC)」シリーズ前2作品に続き、3作目を製作するか否かをめぐり、対立していた主演女優のサラ・ジェシカ・パーカー(52)とキム・キャトラル(61)が、インスタグラム上で激突。以前からうわさになっていた2人の確執が、ついに公のものとなった。

 最近、行方不明になっていたキャトラルの弟が遺体となって発見されたことが明らかになり、パーカーがインスタグラムを通じ、「最愛のキムへ、あなたと家族に愛とお悔やみを送ります。愛する弟さんに神の祝福を」とコメント。キャトラルに慰めの言葉を送った。

 しかし、キャトラルはインスタグラムで、「サラ・ジェシカ、あなたの愛とサポートは必要ありません。あなたは私の家族でも友人でもない。私たちの悲劇を利用して、”ナイスガール”のイメージを修復しようとするのはやめて欲しい」と、冷たく一蹴。ついに、パーカーへの怒りを露呈させた。

 ニューヨークを舞台に、4人の女性たちの私生活を描いた映画「セックス・アンド・ザ・シティ」シリーズ3作目の製作話が持ち上がる中、昨年、人気キャラクターのサマンサ役を演じるキャトラルが出演を辞退。これが原因で、3作目の製作は中止となり、パーカーとキャトラルの間に深い溝ができたと報じられていた。

 一方、パーカーは最近のインタビューで、「3作目が中止になっても、脚本が素晴らしいアイディアに溢れているので、私は絶対にあきらめない」と語っている。

(ニューヨーク=鹿目直子)