EXILE NESMITH(40)がピアニストのフジコ・ヘミングさん(本名ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコ)が4月21日に92歳で亡くなったことを受け、X(旧ツイッター)を更新、追悼した。

NESMITHは「悲しいニュースが飛び込んできた。フジ子・ヘミングさんの訃報。直接面識があるということではないけれど、僕の人生に気づきを与えてくれた存在でした」と書き出し、「中学生の頃、当時通っていた中学校にフジ子・ヘミングさんが講演をしにきていただいたことがありました。ご自身の過ごされてきた人生や音楽の事、沢山のお話をしていただいた中で、『私は日本人とスウェーデン人の間に生まれよく周りの方から“ハーフ”と言われていました。ただ私は父母それぞれの半分でも無く人としても半分ではない。だから私はそれぞれの素敵な部分を兼ね備えて生まれた“ダブル”という言葉を伝えるようにしています。』と話されていて、その瞬間に何か自分の中で引っ掛かっていたものが取れたような、素敵な言葉を頂けた感動をいまだに忘れられず心に残っています」と振り返った。

そして「その後お名前を伺うたびにその言葉を思い返しながら音楽に触れる事はありましたが直接お会いする事は出来ず感謝をお伝えする事は叶いませんでした。自分の心の中だけに留めておくにはもったいない言葉と思いここに綴らせていただきました。本当に支えて頂きました、ありがとうございました。沢山の音楽と愛に包まれて安らかにお眠りください。心よりご冥福をお祈りいたします」と、思いをつづった。