今夏のリオデジャネイロ五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表のオーバーエージ(OA=年齢制限外)候補に入っていることが判明していたG大阪のDF藤春広輝(27)が、日本協会から正式な打診を受けたことが9日、分かった。

 現在は5~6人程度の最終候補者がおり、その中の1人に藤春が残った。

 この日、G大阪の長谷川健太監督(50)が「(最終候補に)入ったという話は聞いています」と説明。その上で「08年北京五輪はOAを使わずに敗れている。OAを使うのは当然の権利。協力できる範囲で、協力したい」と理解を示した。

 OAは最大3選手で、川崎Fの元日本代表FW大久保も有力候補。最終的にOAでリオ五輪に出場するかどうかは、今月中にも決まる見通しだ。