G大阪が「先制点献上阻止」を合言葉に10日甲府戦(吹田S)に臨む。

 7日は大阪・万博練習場で気温30度を超える暑さの中、全体練習を実施。4日のルヴァン杯準々決勝広島戦(第2戦、吹田S)では6-3と快勝も、長谷川健太監督(50)は「(8月20日の)神戸戦から先制点を取られている。今は逆転できているけれど、甲府戦は先制されると堅いブロックをしてくる」と警戒を強めた。

 G大阪は現在、公式戦4試合連続で先制点を献上中。好調のFW長沢も「先制されると2点必要。最初から先制点を取って、楽に進めるようにしないと」と語る。守備の要であるDF丹羽も「次の試合は先制点が全て」とキッパリ。第1ステージの対戦でも1-0の勝利だっただけに、勝敗の明暗を分ける1点目となりそうだ。