Jリーグ理事会が21日、都内で行われた。通信販売大手ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)が、経営難に陥っているJ2V・ファーレン長崎の株式を100%取得する意向を示していることについて、意見交換が行われた。理事会後に会見した村井満チェアマンは、他の62組の株主が了承するのであれば、株式譲渡を認める決定をしたことを明かした。

 また、昨年11月に飛行機墜落事故による被害を受けたブラジル1部のシャペコエンセに義援金100万円を拠出することも決定。8月に同クラブが来日した際に、2月のゼロックス杯での募金活動で集まった23万8778円とともに渡す予定。村井チェアマンは29日から4月3日まで、シャペコエンセを訪問し、犠牲になった監督、選手のJリーグ時代の映像やサポーターのメッセージを渡すという。ジーコ氏が現地で村井チェアマンを引率し協力する。