清水エスパルスは26日、清水三保グラウンドで専大と練習試合(35分×2)を行い、2-1で勝利した。専大を卒業したばかりのDF飯田貴敬(22)は、右サイドバックでフル出場。後半は、FWデューク(26)に合わせたクロスから決定的なチャンスを2回演出した。セットプレーのキッカーも務め、後輩から勝利を挙げた。

 4月1日に静岡ダービーのジュビロ磐田戦(エコパ)を控えるチームは、ケガ人が続出中。この日はメンバーが足りず、専大から5人を借りていた。DF村松太輔(27)、FW長谷川悠(29)らも別メニュー調整をしており、試合中にMFフレイレ(27)が右ひざを負傷して退くアクシデントもあった。今後、先発メンバー入りを狙う飯田は「難しい中で、よくできたと思う。勝つことができて良かった。後半は自分から仕掛けることができた」と手応えを口にした。【保坂恭子】