王日本、世界一へキャッチャー谷繁V宣言
ホワイトソックス井口資仁内野手(31)の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)出場辞退表明から一夜明けた8日、王ジャパン戦士たちが、決意を新たにした。この日、合同自主トレを行った代表最年長の中日谷繁元信捕手(35)とロッテ渡辺俊介投手(29)は、あらためて「世界一」を目指すことを宣言。ヤンキース松井秀喜外野手(31)も辞退しメジャー組が少なくなるが、王ジャパンは世界の頂点を目指す。
目指すは世界一! WBCの日本代表メンバーの谷繁とロッテ渡辺俊がこの日、横浜市内の国学大グラウンドで合同自主トレを行った。2人の合同自主トレは4年連続で、チームの頭脳ともいえるベテラン捕手と、世界相手の最強エースといえるサブマリンの息はピッタリ。「やるからには世界一。結果がすべてだから、とにかく勝つ」と、王ジャパンのキーマンたちからV宣言が飛び出した。
自主トレで国学大の施設を借りる谷繁と母校で練習する渡辺俊。2人の不思議な縁が、世界の舞台で結実する。谷繁の「やるか」の声で早速、2人で遠投。終了すると、谷繁が渡辺俊に体の状態をチェックしながら「ケガするな」と肩をたたく。渡辺俊はボールの回転を確認するなど、さながら全日本合宿の光景だ。
王ジャパンでは最年長となる谷繁は「まず体を仕上げて、試合に出られる準備をする。捕手は併用になると思うので、いろんな投手の長所を引き出せるようにしたい。その中でも俊介が投手陣の切り札にになるから」と意欲的だ。一方、渡辺俊は、谷繁との合同トレで配球などの助言を受けたことが、好成績を残す要因となった経緯がある。
“恋女房”のロッテ里崎に加えて谷繁とのコンビには「心強い限りですよ。2人とも僕をうまくリードしてくれると思います」と信頼を寄せた。ヤンキース松井に続き、前日7日にホワイトソックス井口が出場辞退を表明。レンジャーズ大塚晶則投手(33)の出場も微妙と揺れる王ジャパンだが、2人は「日本球界を盛り上げる意味では勝つしかない。他国がどんなメンバーだろうが、結果がすべて。勝てば1回目の世界一なんですから」と強調した。【平井勉】
[2006/1/9/09:32 紙面から]
写真=自主トレ開始前、ミットを手に話す中日谷繁(右)とロッテ渡辺俊
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