金八先生の中学校が大学になる
人気ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)の撮影で「桜中学校」として使われていた旧東京都足立区立第2中(同区千住曙町)が、来春にも新設大学として生まれ変わる。各地で専門学校を運営する三幸学園(東京・本郷)が足立区と2月、校舎の無償譲渡の仮契約を交わした。ドラマ関連の展示室を設置する計画もあるという。
新設されるのは東京未来大学(仮称)で、学部は「こども心理学部」のみ。文部科学省に申請し、来年4月の開校を目指す。校舎は昨年閉校された旧第2中の建物を使い、特に校門や校舎の外観はそのまま保存する。
足立区は昨年、文教施設として使用することを条件に、旧第2中の利用に関する事業案を募集。3法人から応募があったが、同区内初となる大学を設置するとした三幸学園を選んだ。敷地は50年間、月額約60万円の貸借契約を結び、築30年以上の校舎など建物は「補修が必要」などという理由で無償譲渡する。
「3年B組−」は熱血教師の金八先生と個性的な中学生が交流をする学校ドラマ。79年の放送スタート以来、これまでに計7シリーズがテレビに登場し、毎回高視聴率を記録。撮影で使われた旧第2中には全国各地からファンが訪れ、記念施設として保存すべきだという声が地元でも上がっていた。
「反響の大きさに驚いているところ。この学校とドラマに寄せる熱い思いを感じます」と三幸学園理事長の鳥居秀光さん(58)。校舎を一般公開する方針で、「将来は教育課程も設け、21世紀の『金八先生』を育成できたらいいですね」と抱負を話している。
[2006/3/1/17:00]
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