札幌市手稲区の認知症対応型共同生活介護事業所「グループホームいちわ」(畑中妙子施設長)で、入所者が虐待されているとの情報が寄せられたことから、北海道は15日、施設側の聴聞を実施した。
施設側は「虐待ではない」と強く主張した。道は22日までに提出される予定の意見書を見て対応を検討するが、これまで複数回指導してきたことや虐待の情報が少なくないことから、居宅サービス事業者の指定取り消しなどの処分を行う見通し。
聴聞では、昨年2月から3月、入所者1人をたびたび廊下に座らせていたとされることや、今年1月に入浴させなかったとされることなどを中心に事情を聴いた。いずれも介護日誌に記録があるが、施設側は、事情があったなどと説明した。
聴聞後に記者会見した畑中施設長は「施設では、病気のために一般では考えられないことがいっぱい起きる。いじめや虐待などとは全く違う」などと強調した。
[2006/3/15/22:20]