磐田MF西、3カ月ぶり先発濃厚
磐田MF西紀寛(25)が、16日の鹿島戦で3カ月ぶりに先発出場することが濃厚になった。FWカレンの右足甲の状態が万全ではなく、ベンチスタートが濃厚。代わって、西がFWに入り、中山と2トップを組むことになりそうだ。10日の静岡産大戦でも90分プレーしており、仕上がりは上々。リーグ戦で唯一負け越している宿敵から勝ち星を挙げるには、西の豊富な運動量が必要になる。
西のコンディションは日に日に上がっている。13日のミニゲームでも前線に入り、積極的に動き回って攻撃のリズムをつくった。山本監督も「西はコンディションが良くなっているので、あとは整えながら。あの運動量は鹿島戦に必要だし、ビッグゲームに強い選手でもあるから」と期待を込めた。
FW前田は内転筋付着部痛で離脱中。FWカレンも復帰したが、右足甲に痛みを抱えながらの状態で、ベンチスタートが濃厚だ。FW崔も左太もも裏痛で出場は微妙。鹿島との大事な一戦に状態の良い西を使わない手はない。
10日の静岡産大との練習試合でFWとして先発し、90分間プレー。トップ下とうまくポジションチェンジをしながら、何度も好機をつくった。積極的に声も出し、チーム全体の盛り上げ役も買って出る。「僕はどこのポジションでもとくにこだわりはない。とにかく頑張ります」と言葉少なだったが、笑顔が調子の良さを物語っていた。
先発すれば、7月9日のC大阪戦以来、3カ月ぶり。苦しむ腰痛は完治していないが、90分耐えれるだけのコンディションはできてきた。「今年はケガに泣かされているので、こういう大きなゲームで集中してくれるはず。優勝回数でも、唯一(リーグ戦で)負け越しているという意味でも、鹿島は宿敵。なんとしても、どんな状況でも勝たなきゃいけない一戦」。指揮官も大一番を前にエンジン全開になってきた。【斉藤香織】
[2005/10/14/12:45 紙面から]
写真=鹿島戦でFWとして先発濃厚の西
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