柏FW玉田の名古屋入り濃厚
J2に降格した柏の日本代表FW玉田圭司(25)の名古屋入りが12日、濃厚となった。代理人の糀(こうじ)正勝氏が柏と交渉し、名古屋からオファーがあったことを明かした。清水、大宮も獲得に乗り出していたが、玉田は名古屋入りを希望していた。外国人FW獲得に難航していた名古屋が方針を変えたことで、一気に話が進展した。今週中にも交渉を行い、来週中に合意に達する見込みだ。
移籍先に悩んでいた玉田に念願のラブレターが届いた。J1でのプレーを希望する玉田はMF藤田、GK楢崎などと代表で親交が深く、名古屋入りを希望していたという。名古屋からオファーがきたことで、問題は一気に解決した。玉田はこの日、「とにかくうまい選手とやりたい気持ちがある」と言い、MF藤田らとプレーをしたいのかと聞かれるとうなずいた。藤田の絶妙なパスがあれば、玉田のスピードはより生きてくる。
名古屋は昨季途中にFWウェズレイ、マルケス、ルイゾンの3人が退団し、今季は外国人FWを補強ポイントに置いていた。韓国代表の安貞桓らに白羽の矢を立てたが、難航。玉田が名古屋移籍を希望していることを知り、方針を転換した。福島常務取締役チーム統括本部長はオファーを出したことを認めた上で「ほかのクラブも狙っている選手なので、あまり待てない」と話した。
清水、大宮もオファーを出して獲得に動いていたが、玉田の契約はあと1年残っており、約3億円の移籍金が生じる。清水は潤沢な資金を持つ名古屋に比べて資金繰りに厳しい。大宮はG大阪からFW吉原を獲得するなどFW陣は豊富。玉田獲得失敗に備え、ホンジュラス代表FWサウル・マルティネスとの交渉に入っている。玉田の名古屋入りは時間の問題。玉田の糀代理人は「あとは本人の気持ち。名古屋さんの都合聞いて早めに決めたい」と言った。
29日から始まる日本代表の国内合宿からは外れたが、疲労骨折で、昨年11月下旬に手術した右足小指は全治2カ月で完治しつつある。ボールを使ったリハビリを開始しており、3月4日の開幕戦、6月開幕のW杯には十分間に合う。新天地でW杯メンバー入りを目指す。
[2006/1/13/07:16 紙面から]
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