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2006/02/01
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#50 スティーラーズ・トレーナー磯さん「とても光栄」
1月31日第40回スーパーボウルの会場、フォード・フィールドでメディアデーが開催された。ここでスティーラーズのアスレチック・トレーナーを務める磯有理子さんに初のスーパーボウル進出についてインタビューすることができた。
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| スティーラーズのアスレチック・トレーナーを務める磯有理子さん(撮影・渡辺京子)
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−−現在の心境は?
「楽しいですよ。先週は準備のために忙しかったんですが、デトロイトに来て今は明日の練習を楽しみにしています」。
−−トレーナーにとってもスーパーボウルは特別なイベントですか?
「と思います。ライオンズのヘッド・トレーナーも何十年とトレーナーをされていてもスーパーボウルには来られたことがなくて、私たちのチームも61人いてスーパーボウルを経験したことがあるのはウィリー・ウィリアムズ1人だけですから、とても希な経験です」。
−−トレーナーのキャリアとしてはスーパーボウルの経験はプラスに?
「やはり一つの区切りのようなものになりますね。例えば日本の代表チームや五輪チームのトレーナーになるのを一つの目標にするというのがあったりすると思うんですが、やはりNFLのトレーナーとしてスーパーボウルに出るというのは同じようなものだと思います」。
−−チームの公式スタッフとしては日本人初となりますが?
「そうなんですか? 光栄です。やはりアメリカンフットボールというぐらいで、選手でもインターナショナルな選手はあまりいないですからとても光栄です」。
−−今シーズンは忙しいシーズンだったのでは?
「忙しかったですが、他のチームに比べればマシだったかも。今は負傷者が3人いますが、11月にはいなくなりったこともありましたから」。
−−ジェローム・ベティスやデュース・ステイリーが次々に怪我をしたこともありましたね?
「はい。10月ごろはけが人が続出して、ヘッド・トレーナーなどは大変でした。ただいずれもシーズン・エンディングな怪我でもなく、11、12月の一番重要な時に怪我から戻ってきてくれたのが良かったです」。
−−一番タフだったのはいつ?
「コルツ戦のころですね。メディアも実質的なAFCチャンピオンシップだといったりして注目してましたし、ベン(ロスリスバーガー)が戻ってくる最初の試合でしたし、マンデーナイト・ゲームだったでしたし、期待が大きかったですから。そこで惨敗したのは大きかったです。でも逆に考えてみると、RCAドームでコルツと対戦したというのがこのプレーオフでのプレパレーション(準備)になったと思います」。
−−地区優勝を逃したもののプレーオフに入ってロードで勝ち上がっていったときチームの雰囲気は変わりましたか?
「そうですね、第6シードだったですが、最初AFC北地区で優勝を逃したとき、選手もコーチも自分たちは絶対プレーオフに行くんだという雰囲気だったんです。で、そのままの勢いでシンシナティ、インディアナポリスと勝っていくことができました」。
−−スティーラーズのトレーナーになって4年目ですね?
「もう4年も経ったんだ、って感じですよ(笑)でもNFLのトレーナーになれてまだ数年で、今年はスーパーボウルに行けて、去年はプロボウルにも行けて、なにかこうすべてがコンデンス(濃縮)されて、光栄です。本当にラッキーだと思います」。
−−スーパーボウル当日、何か特別な用意とかはありますか?
「特に特別なことはないんですが、ただ試合前のイントロダクション後試合開始までが長いとかハーフタイムが長いとか、そういった面でのアジャストはコーチ以下皆考えています。トレーナーとしても選手がいつもより1時間早くスタジアムに来るんですが、みんな最後の最後までトレーナーのところに来ないでしょうから、暇な時間がずっとあって最後の最後に忙しくなるんじゃないかと思ってます(笑)」。
−−スーパーボウルリングをもらえるかもしれませんね?
「サポート・スタッフまでリングをもらえるのかわからないんですが、もらえるならすごいすごですよね。まだ実感がないですが。ここに来れただけですごいんで。でも来たからには来れただけで満足しないで、みんな勝ちたいと思ってます。コーチ、選手、みんなもう1回スーパーボウルのチャンピオンになりたいと思ってます。ピッツバーグの街からのからのプレッシャーですから」。
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渡辺史敏(わたなべ・ふみとし)
1964年生まれ。ニューヨーク在住。出版社勤務を経て、95年フリーランスとして渡米。現在はNFLをはじめ、大リーグ、サッカーなどのスポーツと、インターネット、TV、コンピュータなどITという2つの分野で取材・執筆活動を行う。NFLは毎年、キャンプからスーパーボウルまで追いかける。京子夫人も、スポーツカメラマンとして活躍中。
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