日本障害者スキー連盟は26日、都内で会見を行い、来年3月5~7日に長野・白馬村で国際パラリンピック委員会(IPC)主催のアルペンスキーW杯白馬大会を開催すると発表した。

 今季のW杯第5戦で、大回転とスーパー大回転の2種目が実施される。15カ国から選手約100人の出場を予定。続く9日から韓国で行われる第6戦が、18年平昌パラリンピックのプレ大会として開催されることから、直前の白馬大会にも世界トップ選手が集結する。

 W杯の日本開催は06年志賀高原大会、08年白馬大会に続く9年ぶり3度目。日本からは昨季W杯総合優勝と大回転と回転で種目別優勝した男子のエース森井大輝(36=トヨタ自動車)や、同じく昨季W杯の女子大回転で種目別優勝した村岡桃佳(19=早大)らが出場する。「今季はもう少しトップとの差を縮められるかと思っていましたが、他の選手がそれ以上に成長していることを痛感していた。選手層も厚くなって、負けられないと思っています。来年の平昌へ向けて大事な大会だと思っている」と村岡は話した。